「しなの鉄道」SUICA導入 2026年春から

しなの鉄道SR1系 しなの鉄道

 新潟県で2路線を運行する「しなの鉄道」は、プレスリリースにて2026年度春からJR東日本グループが展開しているIC乗車券「SUICA」の導入をすると発表しました。JR東日本が、3月15日(土)のダイヤ改正に併せて「SUICA」エリアを拡大することもあり長野県も交通系電子マネーのエリアが広がることになります。

しなの鉄道全線への「Suica」導入について

しなの鉄道ホームページ

(3月18日追記)「SUICA」利用開始に併せて、営業キロが101キロ以上のきっぷについて、有効期間が当日のみとなり途中下車が出来なくなりました。

「しなの鉄道」での「SUICA」利用について

  • 開始時期 2026年度春(予定)
  • 利用エリア しなの鉄道線(軽井沢駅~篠ノ井駅)、北しなの線(長野駅~妙高高原駅)

 しなの鉄道のプレスリリースでは、2026年春からの予定で交通系電子マネー「SUICA」が利用可能になると発表されました。運賃については、1円単位の計算となり「SUICA」利用の方が安くなるようです。JR信越本線をまたいでの利用は可能となるようですが、新幹線から乗り換えの際に利用できるかどうかは明記されていないため現時点では不明です。

長野県北部地域での「SUICA」利用について

 JR東日本が、3月15日のダイヤ改正に併せて「SUICA」利用エリアを拡大します。

  • JR篠ノ井線(松本駅~長野駅)
  • JR大糸線(松本駅~穂高駅)

 これにより、「SUICA」エリアに含まれる地域は、東京近郊区間に含まれることになります。

 また、長野市を中心としたエリアでは路線バス等で利用できるICカード「KURURU」があり。こちらが3月1日(土)より、「SUICA」にも対応していますので、「SUICA」を使って対象路線に乗車することができます。対象路線は、以下のリンク先で確認してください。

KURURUホームページ:長野地域バス共通ICカード KURURU(くるる)

 長野県の鉄道会社といえば、松本市の「アルピコ交通」と長野市の「長野電鉄」がありますが、どちらも「SUICA」には対応していません。なお、「長野電鉄」は、券売機でのきっぷの購入に交通系電子マネーを利用することができます。

まとめ

 長野県で、「しなの鉄道線」(軽井沢駅~篠ノ井駅)と「北しなの線」(長野駅~妙高高原駅)を運行する「しなの鉄道」は、2026年(令和8年)の春に交通系電子マネー「SUICA」を導入する予定であると発表しました。今年の3月15日のダイヤ改正で「SUICA」が拡大することと併せて鉄道の利便性の向上が期待できます。

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