桜の弘前城もいいけど雪景色も #津軽フリーパス

津軽フリーパス とくとく切符

 弘前城と言えば桜ですが、冬の弘前城もまた魅力ある場所です。今回は、青森県で使用できるお得なきっぷ「津軽フリーパス」を紹介したいと思います。2日間有効で値段は、2,460円(こども1,230円)です。2028年(令和10年)の3月をもって廃止される弘南鉄道大鰐線に乗車も可能です。

おトクなきっぷ:JR東日本(津軽フリーパス)

JR東日本ホームページより

 JR東日本は、現在お得なきっぷ「津軽フリーパス」を「TOHOKU MaaS」WEBサイトにて販売しています。詳細は次の通りです。

  • フリーエリア JR奥羽本線(青森駅~碇ケ関駅間)、五能線(川部駅~五所川原駅間)、弘南鉄道全線、津軽鉄道線(津軽五所川原駅~金木駅間の普通列車 ストーブ列車は不可)、弘南バス(弘前市内全ての循環バス・路線バス。弘前バスターミナル~道の駅いかりがせき・黒石駅前・大川原・嶽温泉・藤代営業所・相馬庁舎・西目屋村役場前の各区間、黒石市内循環バス、黒石駅前~虹の湖公園間、五所川原市内循環バス)
  • 有効期限 2日間
  • 値段 2,460円(こども1,230円)
  • 販売場所 「TOHOKU MaaS」WEBサイト

 となっています。津軽鉄道の「ストーブ列車」に乗車できないのは残念ですが、観光地も含まれているので冬の青森を堪能するのはどうでしょうか。私も、弘前城は春しか行ったことがないので冬に行ってみるのもいいかなと思っています。

 さて、観光地として有名な場所としては次の場所があります。

  • 弘前市 弘前城・旧弘前市立図書館・青森銀行記念館

 いずれも、弘南バス(1番系統土手町循環バス市役所前下車)でアクセスできます。冬の期間(12月~3月)は、本数が少ないので注意が必要です。歩いても行けます(30分くらい)が冬はやめたほうがいいでしょう。青森といったらここは外せないでしょう。

  • 青森市 八甲田丸・三内丸山遺跡

 八甲田丸は青森駅からすぐです。かつて青森ー函館間を結んでいた青函連絡船の船体が公開されています。昔は、これを使って北海道に入っていました(約4時間)。風が強い日は船酔いするので大変だったそうです。今はフェリーで函館に行けますが、「青春18きっぷ」・「北海道&東日本パス」利用の際に利用するくらいでしょうか。

 三内丸ノ内遺跡は、冬は寒いので天気の良い日以外はやめたほうがいいでしょう。三内丸山応援隊の方がボランティアで案内をしてくれます(約50分)。私は、お願いしましたがよくわかる説明でよかったです。歴史好きの方は、外せないスポットです。アクセスが少し悪く、青森駅からバスで向かうのが一番いいでしょう。帰りは、新青森駅へもバスが出ているので時間が合う法を選ぶといいでしょう。新青森駅はほとんど何もないところなので注意が必要です。

  • 五所川原市 太宰治 疎開の家

 かつて、太宰治が、太平洋戦争のときに疎開していた場所です。元々は、津島家新座敷として使われていた場所です。文学好きの方は、ぜひ行ってみてください。アクセスは津軽鉄道の金木駅からとなります。

  • 津軽鉄道 ストーブ列車

 このきっぷでは、乗車できませんが別に料金を払って乗車するものいいでしょう。スルメを食べながらお酒を飲むのは格別です。乗車券も必要なので注意が必要です。

  • 黒石市 つゆ焼きそば

 青森の誇るB級グルメ、黒石市のつゆ焼きそばです。弘南鉄道全線が乗車できますので乗り鉄と一緒に楽しみたいです。同じ弘南鉄道大鰐線は、2028年(令和10年)3月に事実上の廃止がきまっていますのでセットで乗るものありだと思います。今なら、まだ混雑しないでしょう。弘南鉄道のホームページを見ていたら「けの汁列車」の案内がありました。日本旅行のツアー限定のようですが興味がある方はご覧ください。

2025けの汁列車 2/7・15・22|弘南鉄道株式会社 青森弘前

 あえて、人の少ない時期の青森の観光地の紹介をしてみました。大雪が降ると大変ですが、良い思い出にはなると思います。クマにだけは十分に注意してください。「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス」を使えばJR線はカバーできますが、休日でないと体験できないこともありますのでこちらのきっぷと組み合わせて使うのもよいかもしれません。

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