JR西日本は2025年(令和7年)4月14日(月)~2025年5月31日(土)のうち2日間、JR西日本とJR四国・智頭急行線の全路線が乗り放題となるきっぷ「西日本・四国乗り放題パス」を販売します。6回まで指定席を予約することが出来ますが、切符の受け取り前に2つ以上の新幹線を予約すると2回分の予約回数を使うことになるため注意が必要です。また、きっぷを購入するためにはJーWESTカード会員であることが必要です。
きっぷの概要
- 販売期間 2025年3月28日(土)~2025年5月30日(金)
- 有効期間 2025年4月14日(月)~2025年5月31日(土)
- 値段 おとな 24,240円、こども 12,120円(こどものみ購入はできません)
- 有効範囲 JR西日本全路線・JR四国全路線・智頭急行線
ゴールデンウィーク中に利用できるJR西日本・JR四国・智頭急行線の乗り放題きっぷです。J-WESTカード会員限定となっています。また、越美北線・七尾線を利用する場合は、それぞれ「ハピラインふくい」・「IRいしかわ鉄道」の福井駅~越前花堂駅間および金沢駅~津端駅間を通過利用することが出来ます(「青春18きっぷ」と異なり、ハピラインふくいの敦賀駅~越前花堂駅間の通過利用はできません)。また、JR西日本の路線のみですので、東海道新幹線(新大阪駅~米原駅)は利用できません。
2つ以上の新幹線・特急列車に乗車する場合、改札を出ずに2つの列車に乗車する時は、きっぷ受け取り前に予約すると指定席を2回使用した扱いになります。きっぷは、早めに受け取っておいた方がいいでしょう。ただし、岡山駅で山陽新幹線から「やくも」号に乗り換える場合は、必ず2回指定席を利用した扱いとなります。
指定席が満席の場合は、山陽新幹線「のぞみ」については立席乗車が出来ますが、北陸新幹線「かがやき」の場合は、指定席特急料金が必要となります。指定した列車に乗り遅れた場合も同様です(「輝き」の場合は指定席特急料金が必要)。
また、発券後は指定席の変更・取り消しはできません。
このきっぷについて
JーWSETカードの会員を増やすために設定されたきっぷだと思います。2つ以上の新幹線の列車を利用する場合の取り扱いが特殊なため注意が必要です。特に、JR西日本は特急列車のほとんどが全車指定席のため権利が6回あるとはいえ足らなくなる可能性があります。特に、指定席の回数の計算が通常のきっぷと異なるため注意が必要です。
「サンライズ出雲」・「サンライズ瀬戸」・「はなあかり」・「WEST EXPRESS銀河」・山陽新幹線「S WorkPシート」は利用できません。
今までのフリーきっぷと若干利用方法が異なります。利用する場合は、条件等についてよく確認してからの方がよいと思います。なおJR東海とJR東日本の境界駅となる、上越妙高駅・南小谷駅・亀山駅では指定席の予約はできなくなっています。このきっぷで予約できる指定席が限定されていないのであれば、一般の利用客が指定席を取れないといったことが発生するかもしれませんので、この期間に旅行を考えている方は早めに指定制を予約することをお勧めします。
せっかくなので500系に乗ってみるのもよいかなと思います。
まとめ
JR西日本は、2025年4月14日(月)~2025年5月31日(土)の間利用できる、J-WESTカード会員専用の乗り放題きっぷを発売します。指定席の回数等、普通の乗っり放題きっぷと扱いが異なるところがありますので注意が必要です。
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