南海電鉄は、2025年（令和7年）3月22日（土）から南海本線（泉佐野駅～和歌山市駅）の一部の列車でワンマン運転を開始すると発表しました。対象となるのは、8300系で運行される4両編成の普通列車です。特急・急行・空港急行・区間急行・準急および６両編成の普通列車は対象外となっています。4両編成の普通列車でも一部の列車には車掌が乗務します。
２０２５年３月２２日（土）から
南海電鉄ホームページ
南海本線・泉佐野駅～和歌山市駅の一部の普通車において
ワンマン運転を実施します
南海本線ワンマン運転（泉佐野駅～和歌山市駅）の開始について
ワンマン対象列車
- ワンマン運転開始日 2025年（令和7年）3月22日（土）
- 対象区間 南海本線（泉佐野駅～和歌山市駅）
- 対象列車 8300系4両編成の普通列車の一部（特急・急行・空港急行・区間急行・準急・8300系6両編成を除く）
明日から、南海本線泉佐野駅から南の区間でワンマン運転が開始されます。対象は、8300系の4両編成の普通列車です。そこまで混雑する区間ではありませんので大きな影響はないと思われます。
安全対策
次の通りの安全対策を行った上でワンマン運転が行われます。
- 車両側面カメラの設置
車両1両につき片側2か所の合計4か所に車両側面カメラを設置し、運転席のモニターで確認ができます。これにより、安全確認の時間が短縮され効率よくワンマン運転が可能になります。
- ワンマン運転区間対象区間の駅に「進出用非常通報装置」を設置
ホームでの非常通報装置の動作が運転しながら確認ができます。ワンマン運転対象の14駅89か所に設置されました。
- 誤開扉防止装置の設置
運転手が誤ってホームのない側のドアを開けることを防止するために設置されました。これは、ツーマン運転でも必要な設備だと思います。
他の路線について
南海電鉄では、他の路線でもワンマン運転を行っています。
- 高野線（汐見橋駅～岸里玉出駅・橋本駅～極楽橋駅（２両編成のみ））
- 高師浜線（羽衣駅～高師浜駅）
- 多奈川線（みさき公園駅～多奈川駅）
- 加太線（和歌山市駅～加太駅） ※和歌山市駅～紀ノ川駅は南海本線
- 和歌山港線（（和歌山市駅～和歌山港駅）２両編成のみ）
の区間でワンマン運転が行われています。
まとめ
南海電鉄は、3月22日（土）から南海本線（泉佐野駅～和歌山市駅）においてワンマン運転を開始します。対象は8300系を使用する4両編成の一部の列車となっています。
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