「リゾートくらやみ」もとい「リゾートしらかみ」に乗車しました #楽して稼げる観光列車

リゾートしらかみ(橅編成) 観光列車

 JR東日本が、運行する観光列車「リゾートしらかみ」に乗車した時のことを書いていきたいと思います。乗車したのは、「リゾートしらかみ4号」です。新青森から秋田の区間を乗車しました。その時思ったことなどの記事です。

 あと2種類の「リゾートしらかみ」は次の列車です。

「リゾートしらかみ」の車両

 「リゾートしらかみ」は、JR東日本が運行する五能線の観光列車1997年(平成9年)3月22日から運行を開始しました。愛称の由来は、世界遺産の「白神山地」から来ています。当初は、キハ40系・キハ48系をリニューアルした「青池」編成が使われ、2003年(平成15年)4月1日からは「橅」編成が加わり、2006年(平成18年)3月18日には「くまげら」編成が追加されて、現在の3列車体制となっています。

 車両の老朽化により2010年(平成22年)12月4日からは、ハイブリッド車両であるHB-E300系気動車が「青池」編成に投入されました。次いで、2016年7月16日には「橅」編成もHB-E300系となりました。なお、「くまげら」編成は、キハ40系・キハ48系のまま活躍しています。

 なお、全席指定車となっていますので日本海の景色が堪能できるA席を取ることをお勧めします。「リゾートしらかみ」は、ツアー旅行のコースに入っていることが多いのでA席が取れない時は諦めて別の日を予約したほうがいいです。また、2号車はボックス席なので一人での旅行時はやめた方がいいです。

 運転日によっては、津軽の伝統芸能が楽しめる日がありますが、私が乗車した日はありませんでした。

「リゾートしらかみ」のダイヤと運賃

 次のダイヤで運行されています。

  • 下り
列車名秋田東能代深浦五所
川原
川部弘前川部青森
リゾート
しらかみ1号
8:199:1910:5812:1012:4112:5413:34
リゾート
しらかみ3号
10:5011:5413:3415:1015:4315:50
リゾート
しらかみ5号
14:0014:5916:4318:1518:4718:5819:38
  • 上り
列車名青森川部弘前川部五所
川原
深浦東能代秋田
リゾート
しらかみ2号
8:098:489:019:2710:5912:2513:29
リゾート
しらかみ4号
13:5214:3014:4315:1116:4018:0619:01
リゾート
しらかみ6号
16:0616:2016:4718:2219:4920:42

 なお、川部駅~弘前間は分岐駅通過の特例を使うために、川部駅が通過扱いとなっています(鉄道ファンのどうでもいい解説です)。約5時間の電車での旅を楽しむことができます。

 運賃は、秋田駅~青森駅間で大人4,510円(子供2,250円)、指定席券が840円必要です。また、快速列車なので「青春18きっぷ」等の各種とくとくきっぷが指定席券の追加購入で利用できます。ただし、「旅せよ平日!JR東日本たびキュン 早割パス」は、指定席券を1回分使うことになるので「五能線フリーパス」を購入(2日間乗り放題で大人3,880円・子供1,940円)を購入して指定席券を購入したほうがお得です。

乗車した日の事

 乗車した日は、午前中は「三内丸山遺跡」を見学して、新青森駅から「リゾートしらかみ4号」で秋田駅へ移動した後、「きりたんぽ鍋」を食べて「こまち96号」で盛岡へ移動する予定にしました。

 午前中は、ボランティアガイドさんの説明を聞いて縄文時代の思いにふけり新青森駅へと戻りました。そして、「リゾートしらかみ4号」に乗車しました。ちょうど隣の席に地元の女性の方が座っておられましたがどうやら病院帰りのようでした。五所川原駅で下車されましたが、普通列車があまりない時間帯なので仕方なく乗車しているようでした。朝は、列車があるようですが毎回指定席券840円払うのはどうかと思いました。他にも、地元客の方で何人か下車されたので日常使いも結構あるようです。840円も積み重なると結構な額となるのでJR東日本も何らかの配慮がいるのではないでしょうか。

 そして、楽しみにしていた五能線に入線しましたが踏切の前で急ブレーキがかかりました。どうやら車両とぶつかったようです。10分程度停車しますとのアナウンスが入りましたが警察の実況見分などが長引き1時間以上待つことになりました。また、運転再開後も調子が悪いらしく何回も停車して車両の確認が行われました。

 列車は、日本海の絶景スポットに差し掛かりましたが、外は真っ暗で車内アナウンスがむなしく響くだけでした。次回は、明るい時間帯に訪問したいと思っています。また、秋田駅の「こまち96号」の発車時刻は20時14分です。当日は、盛岡のホテルを予約していたので、ぎりぎり乗れるかどうかでイライラしながらの道中でした。結局、1時間ほどの遅れで秋田駅に到着したので「きりたんぽ鍋」は諦めコンビニ弁当を車内で食べる羽目になりました。

思ったこと

 かなり名の知れた観光列車なので、旅行ツアーに組み込まれることが多くななか予約できませんでしたが、偶然都合のいい日の予約が取れましたがJR東日本にとっては走らせておくだけでお金の入ってくる列車だとの感じを受けました。1回しか乗車していないので分かりませんが、また来たくなるようなイベントがないと将来的には存族は難しいのではないでしょうか。

 五能線は利用客が少なく、将来は不安な状況ですので増便は難しいのだとは思いますが地元の利用者の事もかんげる必要があると思いました。一応、普通列車は、最新鋭のハイブリッド式気動車GV-E400系が使われています。タイトルの意味は分かっていただけましたでしょうか。

五能線普通列車GV-E400系です。ハイブリッド式気動車となっています。

 昨日(2月14日)から「青春18きっぷ」が販売されています。連続する3日もしくは、5日の使用に変更された関係で使いにくいですが、冬の日本海の景色も感動的なものがありますので時間の取れる方は乗ってみてはいかがでしょうか。また、遠くの方は、「旅せよ平日!JR東日本たびキュン 早割パス」+「五能線フリーパス」の組み合わせも愛称がよさそうです。

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