JR東海 N700S系新幹線に半個室タイプ座席を6席設定(2027年度)! 

N700S2 東海道新幹線

 JR東海は、プレスリリースにてN700S系新幹線に半個室タイプ座席を10号車に6席導入予定であると発表しました。通路との間には扉を設置し鍵をかけることが可能となっておりプライベートの高い座席となっています。現状のグリーン車のうち20席部分を改良して導入する予定となっています。また、個室タイプの座席のサービス開始は、2026年秋と発表されました。

東海道新幹線への上級クラス座席(半個室タイプ)の導入について

JR東海ホームページ

 個室タイプのプレスリリースはこちらです。

東海道新幹線への個室の導入について

JR東海ホームページ

半個室タイプ座席について

  • N700Sの10号車(グリーン車)の一部に高いプライベート感・上質性のある座席を6席を導入
  • 通路との間には、鍵付きの扉を設け大型バックシェルタイプの座席としプライベート空間を創出
  • レッグレスト付きのリクライニングシートとし、専用のWi-Fi環境・荷物スペースを設置
  • 座席は、転換可能で2名での使用も考慮

 グリーン席20席を6席の半個室タイプ座席に変更されます。サービス開始は2027年度中が予定されています。東京駅~新大阪駅のグリーン料金は5,400円ですので1万円前後の設定となるものと思われます。私は、「ぷらっとこだま」でしか新幹線のグリーン車は使わないので利用する機会は恐らくないでしょう(個室・半個室タイプには設定されないでしょう)。

JR東海の考え

 以前と比べて、グリーン車の利用客が減ってきているように感じます(私の実感です)。空席で運行するよりは客単価の高い座席を設定して収入の増加を図りたいものと思われます。また、S WorkPシートを設け移動中に仕事ができる事をアピールして、ビジネス客の取り込みも図っています。運賃を上げると利用者が減ってしまうことを考えると、座席に付加価値を付けることによる追加料金により収入増をに向けた方針に向かっているのでしょう。

まとめ

 JR東海は、N700Sのグリーン車の一部の座席を半個室タイプに変更し2027年度から営業を始めます。将来的な、利用者の減少を考慮し、付加価値を付けることにより収入を上げる方針の一環と考えられます。

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