2025年(令和7年)4月1日(月)に、新京成電鉄(松戸駅~京成津田沼駅)は京成電鉄に、泉北高速鉄道(中百舌鳥駅~和泉中央駅)は南海電鉄に吸収合併され、それぞれ京成電鉄「京成松戸線」・南海電気鉄道「泉北線」として新たなスタート切ることになりました。どちらも子会社の吸収合併という形ですが、経営の一体化で利便性の向上が期待されます。
(3月25日 泉北高速鉄道の駅名の誤記を修正しました)
新京成電鉄
- 路線名 新京成電鉄新京成線
- 運行区間 松戸駅(千葉県松戸市)~京成津田沼駅(千葉県習志野市) 26.5キロメートル
- 駅数 24
- 電化 全線電化(直流 1,500ボルト)
- 複線区間(松戸駅 – 新津田沼駅間)
- 単瀬区間(新津田沼駅 – 京成津田沼駅間)
- 軌間 1,435ミリメートル(標準軌)
京成電鉄に吸収合併されますが、運賃体系等については現状のまま変更はありません。従業員の待遇などについては、変更しなくてもいいと思いますが、運賃・ダイヤについては一体で動いてほしいというのが利用者の意見だと思います。この路線の思い出は、JR津田沼駅に行くつもりが間違えてイオンの近くの「新津田沼駅」に行ってしまい途方に暮れた思い出があります(後で地図で確認したらすぐそばでした・・・)
泉北高速鉄道
- 路線名 泉北高速鉄道線
- 運行区間 中百舌鳥駅(大阪府堺市北区)~和泉中央駅(和泉市) 14.3キロメートル
- 駅数 6
- 電化 全線電化(直流 1,500ボルト)
- 全線複線
- 軌間 1,067ミリメートル(狭軌)
なんば駅に乗り入れているため南海の一部のような状態になっていますが、合併により正式に南海電気鉄道の「泉北線」となります。盲腸線であり、今まで利用する機会がなかったため特急「泉北ライナー」の行先というイメージが一番強い路線です。後は、運賃が高いといった印象しかないのが正直なところです。
まとめ
2025年4月1日に、千葉県の鉄道会社「新京成電鉄」が「京成電鉄」に、大阪の鉄道会社泉北高速鉄道が南海電気鉄道に吸収合併され会社としては消滅します。しかし、路線がなくなるわけではなく将来的には利便性も向上すると考えらるため私たち利用者にとっては良いニュースだと思います。特に、泉北高速鉄道線については運賃も値下げとなるようです。
コメント
泉中央ではなくて和泉中央です。
ありがとうございました。記事の修正をしています。