高知・松山へはこれで決まり #高知観光きっぷ・松山観光きっぷ

高地行き特急南風号 とくとく切符

 岡山から高知・松山方面へ旅行を考えている方へのお得なきっぷをご案内します。当日こそ買えないものの1か月前から購入できる「高知観光きっぷ」・「松山観光きっぷ」です。指定席利用可能で周遊区間付きと大変便利使い勝手のいいものとなっています。

【e5489専用】高知観光きっぷ・松山観光きっぷ

JR西日本おでかけネットより

高知観光きっぷ

 岡山駅から高知駅までの「南風」号指定席での往復券と、周遊区間の土讃線土佐山田ー後免ー高知ー伊野駅間の普通列車および特急列車自由席の利用が可能なきっぷです。御免ー高知間が周遊区間にはいっているので土佐くろしお鉄道の車両に乗車することもできます。往復区間は、岡山ー高知ですが途中下車前途無効なので土佐山田駅で下車して、「龍河洞」・「アンパンマンミュージアム」での観光を楽しむことができます。バスの本数が少ないので事前に確認する必要がありますので下のリンクをクリックしてください。

土佐山田 – 美良布(アンパンマンミュージアム) ジェイアール四国バス

【時刻表】山田駅~龍河洞線 とさでん交通

 値段は、おとな7,380円、こども3,690円です。通常期の岡山駅ー高知駅間は、往復12,940円ですので5,560円お得になります。観光地である「高知市」だけでなく紙のまちである「いの町」にも行くことができます。別料金にはなりますが、日本第二位の総路線距離を誇る路面電車であるとさでん交通が運転する路面電車を楽しむことも可能です。ただし、交通系ICカードは利用できないので注意が必要です。平日のみの運行ですが、御免町ー伊野間の1時間20分以上の乗車はとても乗りごたえがあります。

 高知市内では、高知城・はりやま橋・朝市といった観光地には、路面電車でのアクセスができますが、桂浜・長宗我部元親のお墓といった場所にはバスが必要になります。

観光地への路線図-路線バス|とさでん交通株式会社 (とさでん交通)

 改札をでなければ、列車の乗継が可能なのであえて宇多津駅で「しまんと」から「南風」へ乗り換えることもできます。坂出駅での「マリンライナー」への乗り換えもできますが、座れない確率が高いのでやめたほうがいいでしょう。

松山観光きっぷ

 岡山駅から松山駅までの「しおかぜ」号指定席と、周遊区間の予讃線の松山ー向井原ー内子駅間の普通列車および特急列車自由席の利用が可能なきっぷです。青春18きっぷのポスターで有名な下灘駅は、含まれていませんので別途乗車券が必要になります。

 値段はおとな8,640円、こども4,320円です。通常期の岡山駅ー松山駅間は、往復14,700円ですので6,060円お得になります。観光地でもある内子町が周遊区間に入っていますので併せて行ってみるものよいでしょう。

 なお、路面電車の本町線は、平日のみの運転なので乗りつぶしをする際は、注意が必要です。高知と違い交通系ICカードは利用の利用が可能です。全国的に色々な意味で有名になった「坊ちゃん列車」ですが、土休日に限り1,300円で乗車できます。松山は、松山城・道後温泉・子規堂といった有名観光地に路面電車でアクセスできますので松山訪問の際にはいきたいものです。

 このきっぷも改札をでなければ、列車の乗継が可能なのであえて宇多津駅で「いしづち」から「しおかぜ」へ乗り換えることもできます。坂出駅での「マリンライナー」への乗り換えは、やめたほうがいいでしょう。

まとめ

 高知・松山へのお得なきっぷを紹介しましたが、岡山以外からでも距離によっては検討する価値があると思います。e5489での販売ですので、ネットで購入できますし、きっぷについては当日に岡山駅構内の券売機での発行も可能です。ただ、自動改札の入場記録が付かないので一度改札を出たほうがいいかもしれません。

 もともとこのきっぷは、20年以上前に高速バスに対抗するために設定されたきっぷで当時は、自由席のみの利用で「南風」は、2両編成で1両が喫煙車自由席、もう1両が禁煙車自由席が半室で残りが指定席という列車もあったので(それも岡山駅17時台でした)、使う時期を選ぶ必要がありましたが、今は最低でも3両編成ですので1か月前なら十分購入可能でしょう。有効期間も4日間あるので鉄道と観光両方楽しむのも可能です。

 もし、「バースデイきっぷ」が使える期間であれば、グリーン車も利用できるので「バースデイきっぷ」に分が上がるでしょう。ただし、有効期限が3日間なので注意が必要です。

 四国に住んでいる方なら平日使用なこちらも便利です。

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