特急列車のサブスクは難しいのかそれとも単なる宣伝不足なのか 「こうのとり」指定席サブスクひっそりと終了

289系 こうのとり とくとく切符

 JR西日本は、JR宝塚線(福知山線)で特急列車「こうのとり」の指定席を30日間使用できるサブスクサービスを行っていましたが、3月30日(日)にひっそりと終了しようとしています。発売は、2月28日(金)までとなっているため今は購入することができません。特急列車の指定席サービスのサブスクが難しいのか宣伝不足だったのでしょうか。

「こうのとり」サブスクサービス

 JR西日本のホームページに掲載されていますが、3月30日(日)を過ぎたら消されそうな感じなのでリンクは貼っておきませんので検索サイトで検索してみてください。

 乗車券・定期券とセットで30日間使用できる特急券となります。座席については、事前に確保する必要があります。設定区間は、新三田駅・三田駅~大阪・新大阪駅と篠山口駅~大阪・新大阪駅までの2種類があり、設定区間内であれば途中の停車駅での使用も可能となっています。

 料金は、新三田駅・三田駅発が6,500円(6,000円+westerポイント500)、篠山口駅発が7,500円(7,000円+westerポイント500)であり指定席特急券であることを考慮すると大変お得な設定となっています。逆にいうとここまでしないと座席が埋まらないのでしょうが・・・。岡山地区で「やくも」でこの値段の設定であれば、私であれば通勤に使うと思います。

売れなかった理由は?

 ここまで安ければ、一定数の需要があると考えられますがここで終了ということは余り売れなかった思います。この値段は、「うれしート」よりも安いので289系とはいえ特急列車の快適性から考えればコストパフォーマンスが高いです。

 売れなかった理由は、やはり宣伝不足だと思います。私も一通りは鉄道系サイトを見ていますが目に留まることはありませんでした。せっかく設定したトクトク切符が売れないというのは発案者もショックだったと思います。今回の県を見る限り、情報を得るのが容易になった現在でも「知ってもらう」ことの大切さがよくわかる事例だと思います。

まとめ

 JR西日本がJR宝塚線で設定した指定駅特急券のサブスク「こうのとりサブスクパス」は、残念ながら3月30日(日)をもって終了します。せっかくの企画切符についてもお得感だけではなく、宣伝が大事だといえそうです。

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