2025年度の「tabiwa周遊パス」の紹介をします（岡山・福山地区）　アニメ版「からかい上手の高木さん」の舞台に行ってみますか？

　JR西日本が発売している周遊タイプ「tabiwa周遊パス」のきっぷですが、使いたい時にどれがいいのか分かりにくにのではないでしょうか。そこで、今回は「岡山・福山地区」の商品について紹介してみたいと思います。利用方法によっては効果的につかうことのできるきっぷだと思いますので活用できるときは、使ってみてください。4月1日（火）から利用範囲・料金が変わりますので新しい設定のものを紹介します。

岡山香川ワイドパス

• 料金　3,600円
• 3日間有効
• フリー区間　山陽本線（岡山駅～倉敷駅）・宇野線・瀬戸大橋線・予讃線（高松駅～観音寺駅）・土讃線（多度津駅～琴平駅）・高徳線（高松駅～讃岐相生駅）・岡電バス（岡山駅～新岡山港）・国際両備フェリー（新岡山港～土庄港・高松港～池田港）

JR西日本ホームページ

　岡山市・倉敷市・小豆島・香川県の観光に使えるきっぷです。ただし、小豆島でバスを運行している「小豆島オリーブバス」は、含まれていません。小豆島への観光であれば、1日券1,000円・2日券1,500円で新岡山港・池田港で販売されているので購入しましょう。「からかい上手の高木さん」のアニメ版のロケ地でもありますのでファンの方はどうでしょうか。

　この切符は、JR線と船舶しか使えないので、どこを回るにしてもバスを使うことになりますのできっぷの料金＋バス料金が必要となりあまり使い勝手はよくないと思います。

• フェリーのダイヤ（岡山港～土庄港・括弧内は土休日ダイヤ）

• フェリーのダイヤ（高松港～池田港）

岡山ワイドパス

JR西日本ホームページ

• 料金　3,900円
• 3日間有効
• フリー区間　山陽本線（岡山駅～新倉敷駅）・伯備線（倉敷駅～総社駅）・吉備線・瀬戸大橋線・宇野線・岡山電気鉄道（東山線・清輝橋線）・下電バス（倉敷駅～児島駅・児島エリア）

　岡山市内・倉敷市児島地区を中心としたエリアとなっています。料金が高めですが倉敷駅～児島駅の間のバス料金（770円）のために高くなっています。列車・バスの本数は、1時間に1本以上はありますので移動に困ることは余りないと思います。訪問したい観光施設があるかどうかでこのきっぷの価値は決まるでしょう。

岡山ワイドパス

• 料金　4,300円
• 3日間有効
• フリー区間　JR西日本岡山支社管内・井原鉄道・水島臨海鉄道・岡山電気軌道・福山市営渡船（鞆町鞆～仙酔島）・両備バス（岡山駅～牛窓）・TOMOTETSUバス（福山駅前～鞆港）

JR西日本ホームページ

　岡山・福山地区を乗りつぶすには最適のきっぷとなっています。井原鉄道・水島臨海鉄道・岡山電気軌道がフリー区間に入っています。簡単にもとを取ることが出来るでしょう。JRについても岡山支社管内が利用できるので県北のローカル線を訪問するのにも使えます。ただし、列車の本数は少ないので時刻表で時間は事前に確かめていく必要があります。

せとうちパス

• 料金　3,200円
• 2日間有効
• フリー区間　山陽本線（岡山駅～三原駅）・TOMOTETSUバス（福山駅前～鞆港）・福山市営渡船（鞆町鞆～仙酔島）・瀬戸内クルージング（尾道～鞆の浦・尾道～瀬戸田）弓場汽船（三原～瀬戸田・三原～大久野島）

JR西日本ホームページ

　船舶の使用と観光施設を利用しないとあまり意味がないきっぷです。せっかく設定されたきっぷなのでこの機会に行ってみるのもありでしょう。県外の方でしたら、113系・115系を見に来るのもいいかもしれません。観光施設は行ったことがないので分かりません。

まとめ

　岡山。福山地区では、2025年度「tabiwa周遊パス」に「せとうちパス」が追加されて4種類となりました。使い方が難しい切符ですが、うまく使いこなせたらお得になると思います。個人的には、「岡山ワイドパス」・「岡山香川ワイドパス」（「からかい上手の高木さん」のファンです。）を使いたいと思っています。