JR西日本の区間で唯一の三段スイッチバックがある出雲坂根駅~三井野原駅ですが列車の運行上、三井野原駅→出雲坂根駅の坂を下る形での乗車となることが多いと思います。昨年から運行されているタクシー「たったら~号」を使うことによって容易に上りの三段スイッチバックの体験ができるようになっています。
JR西日本ホームページ
「たったら~号」について
「JR西日本」・「木次線利活用推進協議会」・「鳥取県日南町」が連携して運行している伯備線生山駅と木次線出雲横田駅を結ぶタクシーです。直行便と観光便の2種類があります。
直行便(生山駅→出雲横田駅)
これは、本来は米子行きの「あめつち」に乗るために設定されています。この便は、岡山駅を9時13分に発車する「やくも5号」に接続しています。これを使えば、12時前に出雲横田駅に到着するため、昼食を取った後に備後落合駅に行くことが便利な設定となっています。JR西日本の「tabiwa by WESTER」での販売となっていますが、定員が8名のため利用するのであれば早めの予約が必要でしょう。
- 料金 4,500円(おとな・こども 同額)
- 時刻 生山駅(11時00分)発→出雲横田(11時40分)
- 運行日 2025年4月6日(日)・7日(月)・13日(日)・14日(月)・27日(日)・28日(月) ・5月11日(日)・12日(月)・25日(日)・26日(月)・ 6月8日(日)、9日(月)、15日 (日)・7月6日(日)・7日(月)・13日(日)・14日(月)・8月31日(日)・9月1日(月)・7日(日)・8日(月)・22日(祝)、23日(火)、28日(月)、29日(火)
観光便(出雲横田駅→生山駅)
こちらは、米子駅~生山駅間を「あめつち~木次線~」に乗車した利用者に奥出雲地域の観光をしてもらうための列車となっています。出雲横田駅に11時20分に到着した「あめつち~木次線~」から乗り換えとなります。最終的には、生山駅で「やくも22号」(生山16:17発)に乗り換えて帰ることが可能です。こちらの予約は、日本旅行予約サイトになります。
日本旅行ホームページ:【公式】日本旅行の国内旅行・海外旅行
- 料金 7,000円(こども 5,500円・幼児 5,150円・乳児 4,450円)
- 時刻 出雲横田駅(12時00分)発→生山駅(16時00分)
- 運行日 2025年4月6日(日)・7日(月)・13日(日)・14日(月)・27日(日)・28日(月) ・5月11日(日)・12日(月)・25日(日)・26日(月)・ 6月8日(日)、9日(月)、15日 (日)・7月6日(日)・7日(月)・13日(日)・14日(月)・8月31日(日)・9月1日(月)・7日(日)・8日(月)・22日(祝)、23日(火)、28日(月)、29日(火)
まとめ
「JR西日本」・「木次線利活用推進協議会」・「鳥取県日南町」が連携しているタクシー事業「たったら~号」を使うことにより、簡単に木次線の三段スイッチバックの上り区間を体験することができます。また、観光便を使えば奥出雲地区の観光ができますが三段スイッチバックは体験できません。
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