鳥取県の全バス路線でICOCA対応へ #山陰でも交通系ICカードの使用が可能に

鳥取県での全路線バスでICOCA対応へ 山陰地区

 鳥取県の平井知事は1月23日の定例会見で、鳥取県内を走る全ての路線バス(213台)で2026年春を目指してICOCAが利用できるようになると発表しました。現在、鳥取県では、2018年12月17日からJR伯備線(生山駅・根雨駅)およびJR山陰本線(伯耆大山ー米子間)で、2019年3月16日からJR境線(米子ー境港駅間)においてICOCAに対応しています。

 また、バス路線については、2023年4月1日から鳥取市の「くる梨(くるり)」・2024年10月28日から米子市の「だんだんバス」でICOCAの利用ができるようになっています。来年度予算に約2億円を盛り込み沿線市町村と協力していく予定です。山陰地区は、観光地が駅から離れていてバスでのアクセスが必要ですが電子マネー導入によりより使いやすくなるでしょう。JRでも、今年春にJR山陰本線(鳥取ー倉吉間)が恐らく3月15日のダイヤ改正に併せてICOCA対応となることがすでに発表されています。ただ、他の地域に目をやると、交通系ICカードの設備更新費の高さから対応をやめているところもあるので今後どうなるか注目されます。

 岡山県では、中鉄バスが53号線の路線(岡山空港・免許センター・国立病院方面)以外の路線・備北バスで使用できず、特に一部路線では使えない中鉄バスなどは紛らわしいところですので県内一斉にというのは利用者目線に立った素晴らしいことだと思います。昨年10月の新紙幣発行により運賃箱を交換していると思われるので少し遅かったかなとの感想です。

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