両備バスグループの岡山電気軌道は、本日(1月23日)に、2月1日(土)から清輝橋線(岡山駅前ー清輝橋)において列車を増発すると発表した。同社も他の鉄道・バスの運転手の確保に苦労していましたが、大量採用に成功し最盛期には及ばないものの2024年8月26日のダイヤ改正から本数を増やし来ました。
岡山電気軌道 緊急事態宣言に伴う路面電車ダイヤ改正について | 両備グループ 公式サイト – Ryobi Group –
岡山電気鉄道公式ホームページより
岡山電気軌道路線図(公式ホームページより)
岡山電気軌道は、1月23日のプレスリリースで、2月1日(土)から昼間の時間帯で運転本数を増やすと発表しました。2021年コロナ非常事態宣言で現在のダイヤになってから約4年ぶりの増発となります。変更内容は、以下の通りとなります。
- 清輝橋線で日中時間帯の運転間隔を15分サイクルから12分間隔にし1時間当たり1本増発(58往復→69往復)
- 清輝橋線運転時間の調整(岡山駅前→清輝橋 14分→16分、清輝橋→岡山駅前 16分→18分)
なお、始発列車・最終列車の変更はありません。最盛期には日中9分間隔で運行されていた路線ですが、新型コロナと近年の運転のなり手不足により、2021年には、1日あたり58往復まで減っていましたが積極的な募集活動により200人の募集(バス・路面電車合計)を行い、216人の採用にいたりました。私は、テレビCM・会社説明会での路面電車運転体験が強く印象に残っています。2024年問題で鉄道・バス事業者が運転手不足に苦しむ中、大量採用に成功した同社に対してはいろいろなところから成功の秘訣を知りたいと思われているでしょう。今年行われる大阪万博にも社員を20人派遣することも決まっていて、岡山県民の一人として誇らしく思います。
また、清輝橋線には昨年完成した「はれのわ」の前を通る新しい路面電車の計画もありより一層の利便性の上昇が期待されるところです。興味のある方は、岡山市のホームページに計画が載っていますので見ていただいたらと思います。
岡山市公式ホームページより
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