JR西日本は本日(1月21日)、昨年12月13日に発生した布原駅での安全側線乗り上げについて運転手の信号機の見落としが原因であると発表しました。
JR西日本公式ホームページより
昨年12月13日に芸備線備後落合駅(6時41分発)新見行き普通列車がJR伯備線布原駅で安全側線に乗り上げた件について調査の結果が発表されました。信号の確認ミスだったようです。本来、この列車は、布原駅での列車交換がないため信号は青(進行)の状態になった状態で駅に到着します。ところが、当日は「サンライズ出雲」の遅れのため布原駅で列車の到着を待っての発射となりました。
このため、JR伯備線(新見ー生山)とJR芸備線(新見ー備後落合)で、13時10分まで運転見合わせとなり特急「やくも」「サンライズ出雲」を含む18本の列車が運休、8本の列車に遅れが発生し約4,000人の乗客に影響がでました。
原因は、信号機の見落としとのことですが、道路の信号と違いいつもの感覚で発車してしまったのでしょう。人間は、いつも同じことの繰り返しだとどうしても確認が不十分になってしまいます。私も、気を付けなければいけないと深く思っています。また、失敗のした時のための用意が重要であるということも強く感じました。
数年前のことですが、JR四国の多度津駅で予讃線と土讃線の信号間違いにより誤侵入が続いたことがありました。プロでも確認と基本を守ることの大切さについては、プロ野球選手がキャッチボールと素振りを大事と考えているようにすべてのことにあてはまるものでしょう。
コメント