宇野みなと線(宇野線)茶屋町ー宇野間に臨時列車2往復設定へ #岡山地区の本格的増便なるか

臨時列車

 本日(1月16日)、JR西日本から4月18日から始まる瀬戸内国際芸術祭2025に合わせて宇野線(宇野みなと線)茶屋町ー宇野間に臨時列車を毎日2往復と期間中に週末に合わせて「ラ・マルせとうち」を1往復運転すると発表がありました。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250116_00_press_setouchi_artfestival.pdf

JR西日本公式ホームページより

 設定される列車は次のとおりです。

下り列車(宇野行き)

  • 茶屋町(9時35分)発宇野(10時02分)行き 岡山9時07分発児島行きから接続
  • 茶屋町(13時11分)発宇野(13時35分)行き 岡山12時45分発児島行きから接続

上り列車(茶屋町行き)

  • 宇野(8時58分)発茶屋町(9時27分)行き 茶屋町9時33分発マリンライナー16号岡山行きに接続
  • 宇野(12時41分)発茶屋町行き(13時04分) 茶屋町13時08分発岡山行きに接続

 使用される車両は、227系500番台(Urara)2両編成です。茶屋町2・3番乗り場を使い対面乗り換えとなると思います。

 観光列車「ラ・マル せとうち」も期間中に週末に運転されます。こちらは、213系の改造車です。全席グリーン車指定席のためグリーン券が併せて必要となります。

  • 下り 岡山(10時11分)発宇野(11時16分)行き
  • 上り 宇野(16時18分)発岡山(17時24分)行き

 毎日運転としたのは、宇野線の茶屋町ー宇野間は、輸送密度が3816(2023年度)あるにも関わらず、列車間隔が2時間空く場合がありそこを埋めることにより乗客数がどう変化するか見て、来年度以降の増便を検討するための調査も兼ねているのでしょう。

 岡山駅と宇野駅の間は、両備バスが1時間に1から2本で運転されています。本数でバスのほうが有利でありますが、所要時間では50分程度とJRとほぼ同じため旅客獲得の目的もありそうです。運賃は、JRが590円に対し両備バスが700円であり(3月16日に650円から50円値上げ)少し不利ですが、両備バスには、乗り換え不要でありWi-Fi設備と一部の便にUSB電源があるためスマホ等を使う際には便利かもしれません。

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